気付けば9月、すっかり間が空いてしまいました。
このブログを開設しようと思ったきっかけは「情報収集」でした。
バス愛好家としての「東京急行1258情報」も大切ですが、それは収集より発信する側でしょう。
我々が必要なのは、この車体を動態保存するための部品情報……経緯は大変長くなるので、またの機会にします。

単刀直入に書きますと「求む!後期UD4型エンジン」です。
1258のエンジンは重篤なトラブルを抱え、修理よりも載せ替えとの結論に達しました。

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後期UD4型はタイミングギアを介してカムシャフトを上方に移動したハイカムレイアウトで「UD43」と呼ばれます。昭和43年頃に変更があったようです。
このエンジンが丸ごとあれば1258は息を吹き返すと思われます。 
4R系に搭載されたものなら助かりますが、トラックや船舶、定置エンジンでも構いません。

完動品なら適正価格で購入します。
ヘッドやピストン、コンロッド、シリンダーライナー、メタル等の保管品も歓迎します。
これらの部品があれば違う解決策を見出せるかもしれません。 

各地に点在する廃車体からのエンジン下ろしは丸車でのサルベージとなるため、置き場所や技術力・行動力の問題から現段階では避けたいところです。

コメント欄から情報をお寄せ願えれば幸いです
あるいは事務局長の職場アドレス ponkotz_8@yahoo.co.jp までお願いします。

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発電機の上方、オイルフィラーの右隣に見える丸い物体がカムシャフトのバランサー。
OHV(バルブが排気側のみですが)にしてはずいぶん高い位置でしょう。なのでハイカムです。
ちなみにユニフロー・スカベンジング(=UD)ディーゼルには、吸気バルブが存在しません。

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東急OBベテランの分解診断

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ヘッドボルト緩めるのも大仕事。レンチを1mくらいの単菅パイプで延長です。さすがバス。

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実はエンジンの内部に悲劇が起きています。

*9/16追記 
エンジン入手の目処が立ちました。
UD43型を丸ごと、これから輸送を含めた諸々の作業に移行します。